現在人気絶頂のヒップホップグループ「Creepy Nuts」のMC(ラッパー)のR‐指定さんが話題ですね。
彼らの楽曲やラップが人気なのはもちろんのこと、最近ではバラエティ番組等にゲストとしてもも引っ張りだこです。
その理由はずばりトーク力の高さが評価されているからです。
相方でDJのDJ松永さんも含め、番組内でのトークは常に盛り上がり、業界でも話題になっています。
今回はR‐指定さんにスポットライトを当てて調査してみました。
そんなR‐指定さん、実は落語にかなり影響を受けていることが判明しました。
そこで今回まとめた内容はこちら。
●R‐指定と落語の関係は?
●R-指定のラップは落語の形式?
●R‐指定という名前の由来は?落語に関係しているの
R-指定は生粋の落語好き
R-指定さんがヒップホップに興味を持ち、ラップのリリックを自分で書き始めたのは中学生の頃でした。
そこからは日本語ラップを聴きあさる日々が続いたそうです。
現在もシーンの最前線を走っているグループ「ライムスター」に最も憧れたようです。
その「ライムスター」のラッパーにMC宇多丸さんという方がいます。
宇多丸という名前は落語家の桂歌丸さんからとったようです。
それを知ったR-指定さんは一気に落語に興味を持ち始めました。
そこから落語を聞き始めることになった様ですね。
最初は古典落語ではなく2代目快楽亭ブラックや、立川談笑の「シャブ浜」など過激なネタを聞いて
いたそうです。
しかし、落語を聞いているうちに、やはり古典落語に行き着いた様です。
「桂米朝の落語はヒップホップ!」と語っているぐらい落語にのめり込みました。
現在も休みの日の過ごし方を聞かれた際は「映画を見たり、落語を聞いたりしています」と答えていますね。
R-指定のラップは落語的
R-指定さんといえばフリースタイラップのレベルが圧倒的に高いことは有名ですよね。
フリースタイルラップバトルの大会で前人未到の3年連続日本一になったという実績もあります。
そんなR-指定さん、ライブやイベントなどでその場でお客さんからいくつかのお題をもらい
アドリブでそのお題に沿ったラップをする「聖徳太子ラップ」という得意技を持っています。
以前これを目の当たりにした知人は、落語の「三題噺」のようだと言ったそうです。
落語の形態の一つで、寄席で演じる際に観客に適当な言葉・題目を出させ、そうして出された題目
3つを折り込んで即興で演じる落語です。
確かにR-指定さんの「聖徳太子ラップ」と同じですね。
本人は意識していなかった様ですが、知らず知らずのうちに落語の影響が出ていたのですね。
尚、R-指定さんはその三題噺と同じと指摘されてから、より一層落語にのめり込んでいった様です。
R-指定という名前の由来は落語に関係?
「R-指定」という名前はなかなかクセが強いですよね。
名前の由来を調べて見たところ、由来は落語とは関係していませんでした。
落語に興味を持つ前に名前を決めていました。
ラップを始めた中学生の頃、ノリでMCネームを「R-指定」と決めたそうです。
ヒップホップの悪そうな感じを表現したかったみたいです。
まあ中学生のノリだからそんな感じになるのも仕方ないですね。
本人は大人になってから恥ずかしくなってきた様ですが、名前を変えるのも恥ずかしいと思って今に至る様です。
しかし落語に興味を持ってから、「R-指定」を「R-指亭」にしようとしたことはあったそうです。
三遊亭とか笑福亭みたいな感じで。
結局変えなかった様ですが。
ちなみに元祖SNS【mixi】のアカウント名は『R指亭狂HEY』でした。
もろ落語家の影響を受けていますね。
まとめ
今回は現在人気絶頂のヒップホップグループ「Creepy Nuts」のMC(ラッパー)のR‐指定さんのト
ークの上手さが落語の影響を受けているからかどうかを調査してみました。
R-指定さんは学生のころから今に至るまで落語を聞き続けるくらい落語好きでした。
自身のラップスタイルも気づけば古典落語の形式の一つと同じようなものになっていることからも落語の影響は大きいことが分かりましたね。
名前の由来は落語に由来するものではありませんでしたが、落語家の名前に寄せようとした時期もあったことには驚きでした。
やはり現在のR-指定さんのトークの上手さは落語をたくさん聞いていることが影響しているかと思います。
話の展開の仕方などは絶対勉強になりますもんね。
もちろんラッパーということで頭の回転も早いし語彙力もあることも大きく影響しているでしょう。
今後のますますの活躍に期待したいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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