日本ハムファイターズが2020年10月26日のドラフト会議にて苫小牧駒大の伊藤大海投手(23)を1位指名することを公表しましたね。
今年のドラフト注目株である伊藤大海投手は苫小牧駒大で活躍されていますが、実は過去に一度大学を中退していたようです。
苫小牧駒大は2校目になります。
そこで今回まとめた内容はこちら。
●以前に通っていた大学はどこなのか。
●大学を辞めた理由は何なのか。
●新天地での活躍はどのようなものか。
最初に入学した大学
高校を卒業後、入学した大学は駒沢大学(東京都世田谷区)になります。
北海道鹿野町出身の伊藤大海選手は、小学2年生で野球を始めます。
中学時代は函館東シニアに所属して投手として活躍。
その後、北海道の名門、駒大苫小牧高校に進学し1年生の秋からベンチ入り。
2年生の春には選抜甲子園に出場し初戦を3安打完封勝利を収め一気に注目されました。
残念なことに2年生の夏にケガをして、高校野球生活はその後目立った活躍はありませんでした。
しかし野球を続ける事を希望し、東都大学野球連盟に所属する駒沢大学に進んだのですね。
大学中退の理由
伊藤大海選手は駒沢大学入学後、1年生の10月で中退をしています。
入学してすぐに、大学リーグ戦に出場しています。
順風満帆の大学野球生活のスタートだと誰もが思いました。
そんな彼がなぜ学校を辞めることになったのでしょうか?
本人のコメントは
「このチームで4年間やった時、4年目のビジョンを描けませんでした」
ということでした。
野球部自体があわなかったわけではないと言っていますが、もしかしたら、チームメイトや指揮官との考え方や熱量が少し違ったのかもしれませんね。
大学と自分が思い描くビジョンにズレがあったため、一度環境を変えてみようと決断したようです。
それで大学を辞めるという、決断ができるのも凄いですね。
そう考えると昔から自分の人生設計がしっかり出来ていたのでしょうね。
新天地での活躍
駒沢大学中退後は、翌年の春に地元北海道の苫小牧駒澤大学に再入学しています。
苫小牧駒大に入学後は、規定により1年間公式戦には出場できませんでした。
出場停止期間はひたすら体づくりに専念したそうです。なんとストイックな。
2年生春のリーグ戦の開幕戦では先発し北海道教育大学函館校1回戦で先発し、7回を無失点に抑え、10連続を含む14奪三振を挙げました。
体づくりの効果もあり、この試合では球速148㎞を叩き出します。
旭川大学戦では球速154㎞をマーク。
そのリーグ戦は、8試合に登板して6勝を挙げ、リーグ優勝、MVP、最優秀投手、ベストナインの表彰を受けます。
再始動してすぐに大活躍ですね。
その後は、強気の投球などが評価され大学野球日本代表に選ばれます。
2年連続で選ばれ、国際大会でも大活躍しています。
リーグ戦では先発、国際試合ではリリーフとどこでも投げれる安定感も評価が高いですね。
この年で、速球ストレートを武器に三振も取れ、四球も少ない。
大舞台でも自分の投球が出来る。
そりゃ、プロ球団も大注目ですよね。
まとめ
2020年ドラフトで大注目の選手、伊藤大海選手のことについて書いてみました。
高校時代は甲子園に出場し、大学は1年で駒沢大学を中退。
理由はビジョンが見えなかったためで、苫小牧駒大に再入学後は怒涛の大活躍。
そして武器は速球だけでなく多彩な変化球も使えます。
スライダー、カットボール、スプリット、カーブ、チェンジアップ、フォークなど。
制球の良いとくれば、ほとんどのプロ球団が注目するのは当たり前ですね。
本当にどこのチームに入るか楽しみです。
伊藤大海選手の生まれ育った北海道のチーム日本ハムが1位指名で獲得が出来、入団することになれば、北海道は大盛り上がりですね。
ドラフト2020、伊藤大海選手に注目してみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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