沖縄のディープスポット沖縄市。通称「コザ」の魅力をご紹介。

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沖縄本島中部にある都市、沖縄市。通称「コザ」。

ここはリゾート地ではないため、なかなか観光などで足を運ぶ候補には入らないかもしれません。

しかし、本当の沖縄を知りたいのなら是非行ってみてもらいたいおすすめの場所なのです。

とてもディープで濃い街に見られますが、楽しめるスポットはたくさんあります。

今回はそんな沖縄市をご紹介していきたいと思います。

 

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【コザ】とは

沖縄市のことを「コザ」と言われます。なぜコザなのか?簡単に解説させていただきます。

コザの由来

もともとは越來村(ごえくそん)という地名でした。1945年4月の沖縄戦で上陸したアメリカ軍は、このあたりを「キャンプコザ」と呼びました。

隣接する美里村の古謝(こじゃ)と越來村の胡屋(ごや)が混ざってアメリカ人には「コザ」と聞こえたと言われています。

その後、越來村からコザ村へと改称され、1957年には人口増加に伴いコザ市となりました。

1974年4月隣の美里村と合併し現在の沖縄市となります。

 

沖縄市となった今でも古くからある銀行や商店などはコザという名称を使われていることもあって、特に市の中心部では「コザ」という名称が親しまれています。

 

琉米文化

コザは嘉手納基地が近いため、アメリカ人が多いです。なのでアメリカ文化もこの地では色濃く表れています。

琉球文化とアメリカ文化で琉米文化ということです。

円とドルが両方使える店が多いのも特徴の一つです。

週末の夜ともなれば、「ここは日本か?」とも思うくらい国際色豊かな街になります。

 

音楽の街

先に書いた通り、コザはアメリカ文化が色濃いため、ロックなどを中心に音楽が非常に盛んな地域です。ライブハウスの多さは沖縄でも随一。音楽を楽しめる飲食店は30店舗を超えます。

 

街の中心には「ミュージックタウン音市場」という施設があり、大型のホールやスタジオも完備。大小様々なイベントが日夜開催されています。沖縄観光協会の事務所もあり、音楽を通して町を盛り上げる拠点となっているのですね。

 

もちろんコザには、沖縄の伝統的な民謡を聞かせてくれる民謡酒場などもたくさんありますので、沖縄らしい音楽を楽しむことができます。

音楽好きにはおすすめの街ですね。

 

エイサーのまち沖縄市

沖縄にはエイサーとよばれる伝統芸能があります。沖縄市は2007年6月13日に「エイサーのまち」宣言をし、エイサー文化の継承・発展など地域活性化に取り組んでいます。

 

エイサーとは

エイサーとは、本州の盆踊りにあたります。

地域ごとの青年会がそれぞれの型を持ち、旧盆の夜に地域内を伝統的なエイサー民謡を奏で、踊りながら練り歩きます。これを道じゅねーと呼びます。

大きな太鼓を担ぎながら踊る様は圧巻です。

 

全島エイサーまつり

1956年より開催されている「全島エイサーまつり」は沖縄県内最大のエイサーイベントで、現在は3日間開催で延べ30万人が全国から来場するというモンスターイベントとなっています。各地のの青年会が一同に集まり、それぞれの型を披露します。

屋台などもたくさん出ていますので、一日中楽しめます。

毎年、これを目当てに沖縄へ行く方も多いですね。

今年はコロナの影響で中止になってしまったのが非常に残念です。

 

こどものまち

2005年に15歳未満の年少人口の割合が全国1位となった沖縄市は2008年に「こどものまち」宣言をしました。なにかと宣言するのが好きな街ですね。

こどまちの拠点ともいえるのが、「沖縄こどものくに」。動物園や、体験学習やワークショップをおこなうワンダーミュージアムがあり、1年を通して様々なイベントがおこなわれています。

子供から大人まで楽しめるので、家族で行くのにとてもおすすめです。

 

また、近くには日本で唯一の亜熱帯植物園「東南植物園」があり沖縄では人気スポットとなっています。

 

まとめ

沖縄のディープスポットと呼ばれる沖縄市。通称「コザ」。

いかがでしたでしょうか?子供から大人まで、様々な楽しみ方ができ、なおかつ沖縄の深い部分を味わいことができるコザは魅力たっぷりなのです。

 

沖縄旅行の際、訪問スポットの一つとして検討してみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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